捨てるなんてもったいない!お米のとぎ汁の便利な使いみち

お米のとぎ汁は、そのまま捨てるのがもったいない万能アイテム。
掃除から美容にも幅広く使える、お米のとぎ汁の便利な使いみちをご紹介いたします。

とぎ汁

掃除に活用するテクニック

フローリングや洗面台をピカピカにする

お米のとぎ汁には油分が含まれており、これをフローリングや洗面台などに使うことで、ワックスをかけたようにピカピカにできるのです。
使い方は、とぎ汁をスプレーボトルに入れ替え、フローリングなどに吹きかけて雑巾で乾拭きするだけ。
日々繰り返していくことで、本当にワックスをかけたように表面が輝いていきます。
市販のワックスと違って天然のものなので、赤ちゃんやペットが舐めても安全です。

浴槽やシンクのぬめり取り

お米のとぎ汁の油分は、シンクや浴槽の油汚れやぬめりを取るのにも活躍します。
スポンジや布にお米のとぎ汁を染み込ませ、軽くこするだけでぬめりが気にならなくなりますよ。
とぎ汁だけを使うので、余計な水道代がかからないのも嬉しいポイントです。

お米のとぎ汁は美容としても使える!

洗顔の仕上げとして使う

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お米のとぎ汁には、お肌のターンオーバーを促進して美肌を作るビタミンB1、B2が豊富。
さらに、肌の酸化を防ぐビタミンEも入っているので、アンチエイジングまで期待できるのです。
手軽にできる美容法としておすすめなのが、洗顔後のすすぎとして使うこと。
洗顔料で洗ったら、その後にとぎ汁1:ぬるま湯1.5の割合で希釈した液体で、顔をすすぎましょう。
肌についた古い角質や皮脂を流してくれるので、くすみをカバーして美しい肌を作ります。

植物の水やりとして

観葉植物や家庭菜園に使おう

お米のとぎ汁は、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、植物にたっぷりと栄養を与えることができます。
毎日の水やりを、お米のとぎ汁にすれば水道代も抑えられるうえ、植物が元気に育ちます。
じょうろにお米のとぎ汁を入れ、植物にかけてあげましょう。

食材のあく抜きに便利

大根、ゴボウ、タケノコなどの根菜に

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大根、ゴボウ、ニンジン、タケノコなどのアクが出る野菜に、お米のとぎ汁を使って下茹ですると、エグ味や苦味がとれます。
このとき、米ぬかの匂いが残ってしまうのが不安な場合は、とぎ汁の上澄みだけを使って茹でるのがおすすめ。
他にも、乾燥かずのこやニシンを水で戻す時にお米のとぎ汁に3日間ほど浸けると、身が柔らかくなり渋味も取れて食べやすくなります。

まとめ

お米のとぎ汁は、人にも植物にも役立つ成分がたっぷり含まれています。
そのまま流して捨ててしまうのは、とてももったいないので、ぜひ掃除や料理、美容など、さまざまなものに活用してみましょう。

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