これまでのコンロと違って凹凸がないデザインのIHクッキングヒーターは、毎日の掃除やお手入れが簡単とあって大人気です。
そんな人気のIHクッキングヒーターですが、お手入れが簡単とは言いながらも、周辺の汚れが簡単に落ちないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
汚れた部分をさっと拭けば大抵の汚れは落ちますが、やはり油汚れや焦げつきなどの頑固な汚れは、拭き掃除だけでは落ちずにそのまま黒ずみとして残ってしまうことも。
そこで今回は、できるだけIHクッキングヒーターをきれいに保つために知っておきたい、焦げ付き汚れと油汚れの落とし方などのお掃除方法のコツをくわしくご紹介します。
焦げ付き汚れのお手入れ方法
用意するもの
・クリームタイプのクレンザー
・ラップ
・ふきん
掃除のやり方
1．IHクッキングヒーターの電源を切って、トッププレートが完全に冷えるのを待ちます。
2．次にふきんを使って、トッププレートについた余分な汚れをできるだけこすり落としましょう。
3．クリームタイプのクレンザーなどの磨き粉を使って、焦げ付きがある部分に厚く伸ばしていきます。
4．上からラップをして20分ほど放置しましょう。
5．ラップを剥がして丸めたら、焦げ付きを削るようにしてこすっていきましょう。
6．最後に濡らしたふきんを使って汚れをきれいに落とします。
また、ラップを使って焦げ付きがとれないときは3～5の工程を何回か繰り返して、焦げを落としていってください。
IHは焦げ付いてしまうと汚れをきれいに落とすのに手間がかかりますので、焦げ付いたときはできるだけ早く掃除をしましょう。
油汚れのお手入れ方法
用意するもの
・台所用強力洗剤
・ふきん
・キッチンペーパー
掃除のやり方
1．台所用強力洗剤を油汚れがついた部分にふきかけます。
2．濡らしたふきんを使って、台所用強力洗剤を拭き取りながら汚れを落としていきましょう。
3．汚れが落ちない時は10分ほど放置して、再度油汚れを落としていきます。
4．清潔なふきんで水拭きをしましょう。
台所用強力洗剤のパワーで油を分解して浮かせて、IHクッキングヒーターの油汚れを落とすことができます。
また、台所用強力洗剤は直接手や目に付着すると危険ですので、必ず手袋を着用して目に入らないよう注意してください。
鍋の底の汚れもしっかり落とそう
また、IHクッキングヒーターをきれいに保つには、使っている鍋の底面の汚れも落としておくことがポイント。
IHクッキングヒーターを掃除していても鍋の底が油や焦げで汚れていると、トッププレートの部分に焼き付いてしまい簡単に汚れがとれなくなります。
鍋の底面の部分には、頑固な汚れを分解してくれる重曹を使いましょう。
お湯500mlに対して重曹大さじ2杯を入れた液体につけておくと、スポンジでこすった時に汚れが落ちやすくなりますよ。
また、ナイロンたわしを使っても簡単な焦げならきれいに落とすことができます。
IHクッキングヒーター対応でない鍋を使っていても、底が焦げ付いて汚れの原因になるため、必ず対応の鍋を使うことも心がけてください。
まとめ
IHクッキングヒーターはいつまでもきれいで清潔に使いたいですよね。
お手入れが簡単とは言っても、やはり焦げ付きや油汚れには早い段階で正しい方法で掃除することが必要です。
その日の汚れはその日のうちに落すことを心がけていれば、いつでもきれいなIHクッキングヒーターを維持できますよ。
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