意外と見落としがちな、階段のお掃除方法

リビングや寝室とくらべてあまり目立たない階段は、つい掃除もおろそかになりやすいです。
しかし、階段は毎日使う場所ですので、短期間でもたくさんのほこりが溜まってしまいます。
今回は、そんな見落としがちな階段のお掃除方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1.上からほこりを落とす

掃除は上から下に向かってが基本と言われるように、まずは階段の最上階から下に向かってほこりを落としていきましょう。

まずは、手すりの部分も乾いた雑巾などで、ほこりを下に落としてから階段を掃除していきましょう。
手すりをひととおり拭いたら、次にほうきを使ってほこりを下に向かって1段ずつ掃いていってください。
使うほうきはやや小ぶりの15~20㎝サイズのものだと、階段1段ずつを掃除しやすく軽いので手が疲れにくいです。

また、小型のハンディクリーナーを使って掃除をする方法も。
軽量で小さい掃除機なら、片手に持ったままでも階段掃除がやりやすいですよ。
ただし、すみの部分はほこりを吸い取りづらいので、ブラシタイプのアタッチメントにするのがおすすめ。
コードつきの掃除機でも掃除は可能ですが、重くて掃除するのが大変だったり、コードに足が絡まって転倒や落下の危険もあったりするので、足元に十分に注意してください。

2.水拭きする

ほこりを一通り落としたら、次は濡らした雑巾で1段ずつ拭き掃除をしましょう。
1段ずつ雑巾でコの字を描くようにして、隅々まで汚れを拭きとっていってください。

腰を落とす体勢がつらい人は、長い棒つきのフローリングワイパーで1段ずつ掃除していきましょう。
拭き掃除をしながら、階段のフローリングに光沢を出すことができるため、掃除の負担が減りますよ。

3.手すりを磨く

手すりは汚れがついている手が触れるので、雑菌が繁殖しやすくとても不衛生です。
そのため、雑巾で軽く拭くだけでなく、手垢をしっかりと落とすためにひと手間加えて清潔に保ちましょう。

手すり部分の汚れはまず乾いた雑巾で空拭きをしたら、台所用の中性洗剤を使って拭いていきましょう。
台所洗剤を濡らした雑巾全体に軽くつけて、手すり全体をていねいに拭きとっていきましょう。
中性洗剤は汚れを分解するパワーがあるので、ベタつく手すりをサラサラにすることができますよ。

また、中性洗剤でなくともボディソープを使う方法もおすすめ。
この2つは階段の手すりだけでなく、その周辺の壁紙にも使える方法ですので、手すり周辺の壁紙も一緒に磨くと清潔になりますよ。
中性洗剤で磨いた後は、再び新しい雑巾で水拭きをして洗剤のヌルヌルを落としましょう。
仕上げに乾いた雑巾で空拭きをすれば、手すりの部分の掃除が完了です。

まとめ

階段部分の掃除は段差が続くため、ほかの場所よりもケガに注意して慎重に作業を進めていきましょう。
不安な人は必ず階段に膝と片手をついて、体を安定させながら掃除をしていってください。
階段は気づいたらほこりが溜まっている場所ですので、廊下とセットでこまめに掃除していきましょう。

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